柴胡加竜骨牡蛎湯は、他にも高血圧の方や、動脈硬化によって起こる症状がある方にも良いです。
また、神経症や不眠、それから、精神が原因で起こってくる動悸、性的機能の低下など、これらにも使われている漢方薬です。
どんな方に向いている漢方薬かと言いますと、体力が中よりある方で、助骨下部が張っていて、胸の苦しさを訴える方などでしょう。
ご紹介しましたように多汗症でもいくつかの漢方薬が治療に使われているようですが、漢方薬はまったく副作用がないというわけではありません。
あまり漢方薬に関して知識がない方は、通常の内服薬を飲むより、漢方薬のほうが副作用の心配もないと思っている方が多いようです。
そもそも漢方薬とは、いろいろな生薬を組み合わせ、副作用を出にくくしています。
ですが、独断で使用する場合、用量などが間違っていると副作用を起こすことがあります。
また、服用する人の体質に合っていない場合は、強い副作用が出るケースもあります。
漢方薬にはルールがあります。
例えば、何と何の成分を含む生薬は一緒に服用しない、という決まりです。
使い方によっては、重大な副作用が出る場合もありますので、病院で処方してもらうか、専門家の指示のもと、服用するべきでしょう。
体質に合った漢方薬を処方したとしても、治療をしている過程で、一時的に病状が悪くなることがあります。
これは、漢方では、「瞑眩」(めんげん)と呼ばれています。
瞑眩なのか、副作用なのかは、私たち素人が判断出来るものではありません。
副作用かなと疑問に感じたら、飲んでいる漢方薬をストップさせ、医師に相談しましょう。
多汗症にも効く漢方薬は手術するより手軽で良いですが、使用方法をきちんと守りましょう。