部位を水道水に浸して、直流電流を流します。
治療を中止すると、その発汗量は元の状態にもどってしまいます。
水道水イオントフォレーシスが乾電池を電源にして使える装置も販売されています。
それから、手のひらの汗の症状が強い場合は、胸腔鏡を使い、胸部交感神経節切除術という方法があります。
手術で確実に手のひらの汗は止まります。
ですが、この手術のマイナス点として、代償性多汗が多くの人に現れているようです。
代償性多汗は、体の違う部位、例えば、腹や背中に多汗が現れてしまうことです。
手のひらの多感は完璧に治っても、他に出てしまう可能性があると言うことなのです。
このように、治療法も何通りかあり、それぞれ長所と短所があります。
多汗症のうち、手のひらに汗をかくのは思春期に現れやすいものです。
そして、これは成長すると軽くなります。
ですから、思春期で多汗症になっている人はあせって治療するのか、じっくり待ってみるのか、考えてみたほうが良いでしょう。
また、自分に適した治療方法はなにか、お医者さんとじっくり話し合うべきでしょう。
多汗症はわりと身近な病気ですから、自分が多汗症だと気が付かずにいる人もいるでしょう。
緊張すると手に汗をかく、緊張するとワキに大量の汗をかく、そんな人は多いはずです。
誰だってそのような経験がありますから、それが病気だと思いにくいのではないかと思います。
ですが、仕事に支障が出たり、日常生活で困るような汗の量だったりすると、多汗症かもしれません。
そんな方は思い切って受診してみると良いでしょうね。
また、家族やパートナーが多汗症かもしれないと思ったら、受診をすすめてみても良いでしょう。