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多汗症

多汗症に漢方薬その1

多汗症で悩んでいらっしゃる方で、「手術などの治療法や、心理療法はちょっと・・・」と躊躇している方もいらっしゃるようですね。 確かに命にかかわる病気ではないのに、体にメスを入れることに抵抗を感じることは当然かもしれません。 また、心の病でもないのに、心理療法にかかることは抵抗があるかもしれませんね。 では、そんな方にちょうど良い多汗症の治療法ってあるのでしょうか? いろいろな病気の治療に使われるように、多汗症の治療方法として、漢方薬を使用する方法とあります。 多汗症における、漢方薬での治療は、汗腺をコントロール出来るようにするため、自律神経のバランスを正しくすることがあげられます。 また、体における水分の代謝を活発にすることで、汗が出ることを抑えるという方法もあげられます。 手術をせずに、漢方でこのような治療が出来ればうれしいですよね。 ですが、みなさんご存知のように、漢方という療法には、即効性はありません。 ですから、病院で処方されるお薬のように、飲んだらすぐに効くわけではないのです。 漢方薬の特徴として効果がわかりにくく、効き目もおだやかなので、辛抱強く続けることでしょう。 また、ある人にとても効果が見られた漢方薬も、他の人にとってはあまり効果が出ないケースもあります。 人によって効果の出方が違うことも知っておきましょう。 漢方薬を使うメリットとしては、特に妊娠中の方などにとっては安心です。 妊娠中は何かと薬の服用が制限され、妊婦さんも飲み薬などには心配がつきませんよね。...

多汗症に漢方薬その2

その点、他の薬などと比べて漢方薬は安全性が高いことで知られています。 ですが、もし、妊婦さんが多汗症などの改善のため、漢方薬を服用する場合は、必ず産婦人科の医師に相談してからにしましょう。 どなたでもそうですが、漢方薬を使いたい場合は、医師や薬剤師に指導を受け、自分に合う薬を処方してもらうことが大切です。 さて、多汗症の治療には、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)という漢方薬が使われます。 黄連解毒湯という漢方薬は、熱や炎症を抑え、機能の亢進を鎮める効果があります。 体力がある方で、血圧が高い方、のぼせがある方に向いている薬と言われています。 のぼせのほか、ほてりや、イライラ感など、また、緊張感や不眠、動悸などの漢方薬としても知られています。 このことから、多汗症の発汗を抑えてくれます。 そして、この黄連解毒湯の構成生薬ですが、黄連(おうれん)と、黄ごん(おうごん)、それから、黄柏(おうばく)、そして、山梔子(さんしし)の4種類です。 さらに熱や炎症も抑えてくれる生薬なのです。 山梔子においては、止血作用があるので、この4種生薬が一緒に効くことで、多汗症にとって良い効果を出してくれるでしょう。 病院で処方される漢方薬には、乾燥エキス剤が入っていて煎じることをせずに飲めるので、より手軽に服用することができます。 また、多汗症の方に良いという漢方薬で、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)という薬を服用することがあります。...

多汗症に漢方薬その3

防已黄耆湯は体の水分が循環することを活発化します。 柴胡加竜骨牡蛎湯に含まれている生薬ですが、炎症、または機能の亢進状態を鎮めてくえる柴胡(さいこ)、そして、黄ごん(おうごん)、気を落ち着けてくれる竜骨(りゅうこつ)と牡蛎(ぼれい)、そして、穏やかな発散作用の桂皮(けいひ)、吐き気などを抑える半夏(はんげ)などがあります。 全部で11種類の生薬が入っています。 五苓散も水分循環を改善してくれて、余計な水分をとってくれる漢方薬です。 中等度の体力がある方で、喉がかわく症状がある方、尿意の減少などがある方にとって、良い漢方薬でしょう。 また、五苓散は、多汗症のほかにも、吐き気や嘔吐、むくみ、下痢、また、めまいや頭痛にも良いといわれています。 この五苓散には、利尿作用に効く猪苓(ちょれい)という生薬や、頭痛、めまいに効く桂皮(けいひ)と言う生薬をはじめとした、5種類が配合されています。 この漢方薬の副作用として、胃の不快感や、食欲不振、または、吐き気や発疹、発赤、かゆみなどがあるようです。 そして、他にも多汗症に効く漢方薬があります。 それは、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)です。 ちょっと長い名前ですが、使われている生薬の名前が入っています。 これには、発汗を減少させる効果があります。 柴胡加竜骨牡蛎湯は、神経が高ぶりことを抑えてくれますし、心の状態もよくしてくれますから、心と体に効く漢方薬だと言われています。...

多汗症に漢方薬その4

柴胡加竜骨牡蛎湯は、他にも高血圧の方や、動脈硬化によって起こる症状がある方にも良いです。 また、神経症や不眠、それから、精神が原因で起こってくる動悸、性的機能の低下など、これらにも使われている漢方薬です。 どんな方に向いている漢方薬かと言いますと、体力が中よりある方で、助骨下部が張っていて、胸の苦しさを訴える方などでしょう。 ご紹介しましたように多汗症でもいくつかの漢方薬が治療に使われているようですが、漢方薬はまったく副作用がないというわけではありません。 あまり漢方薬に関して知識がない方は、通常の内服薬を飲むより、漢方薬のほうが副作用の心配もないと思っている方が多いようです。 そもそも漢方薬とは、いろいろな生薬を組み合わせ、副作用を出にくくしています。 ですが、独断で使用する場合、用量などが間違っていると副作用を起こすことがあります。 また、服用する人の体質に合っていない場合は、強い副作用が出るケースもあります。 漢方薬にはルールがあります。 例えば、何と何の成分を含む生薬は一緒に服用しない、という決まりです。 使い方によっては、重大な副作用が出る場合もありますので、病院で処方してもらうか、専門家の指示のもと、服用するべきでしょう。 体質に合った漢方薬を処方したとしても、治療をしている過程で、一時的に病状が悪くなることがあります。 これは、漢方では、「瞑眩」(めんげん)と呼ばれています。 瞑眩なのか、副作用なのかは、私たち素人が判断出来るものではありません。 副作用かなと疑問に感じたら、飲んでいる漢方薬をストップさせ、医師に相談しましょう。 多汗症にも効く漢方薬は手術するより手軽で良いですが、使用方法をきちんと守りましょう。...

顔面多汗症その1

みなさんは多汗症と言えば、どの部分のことを想像しますか? 私もそうですが、多分、わきの下などに大汗をかくことを想像する方が多いでしょう。 ですが、多汗症の中で、顔面多汗症という病気もあります。 これは文字通り、顔にたくさんの汗をかいてしまうものです。 誰しも夏の暑い日や、運動した際には、顔に汗をかきますよね。 それが普通のことです。 ですが、暑くもないし運動もしていないのに顔にだらだらと汗をかく人がいます。 それが顔面多汗症なのです。 ひどいケースの場合、クーラーのきいた涼しい部屋でも顔から汗がしたたり落ちることもあるようです。 顔に汗をだらだらとかくと、周囲の人から見られると言う恥ずかしさもあるでしょう。 それが暑くない日だったり、涼しい場所だったりしたら、周囲から変な目で見られることもあるでしょうから、本人にとっては大問題のはずです。 多汗症は人の目を気にすれば気にするほど、緊張で余計に汗をかきます。 実はこの汗、顔に出る汗を一時的ですが、抑える方法があることをご存知でしたでしょうか? 顔面多汗症の人でなくても、大事なときに顔から汗を出すことを抑えたいと思う方は実践してみると良いでしょう。 方法はわりと簡単です。 胸の乳輪近辺を強く圧迫することです。 それで、顔面多汗症の汗、または頭部にかく汗を抑えることが出来ます。 では、なぜ、胸を圧迫すると汗が抑えられるのでしょうか? それは、半側発汗という人間が持っている機能で、皮膚圧反射を利用して汗を抑えるのです。...

顔面多汗症その2

人間の体にはとても興味深い特徴があり、体が圧迫されていると、その圧迫されている側の汗が減ります。 そして、反対側、圧迫されていないほうの体の汗が増えるのです。 このことで多汗症の症状を、少しでも抑えることができそうですね。 ですが、先ほどの胸を圧迫するということは、反対の下半身の汗が増えることになってしまいますよね。 ですから、とにかく、顔面の汗を抑えたいという緊急時に使う方法と考えてよいでしょう。 圧迫することで、体中の汗が抑えられるわけではありませんから、どうしても汗を止めたいときに使うと良いですね。 女性はブラジャーをきつめにすることで簡単に胸を圧迫できるようです。 ブラジャーのホックをいつもより、ひとつふたつきつめにつけるだけですから簡単ですよね。 男性は、太目の紐などを体に巻いておくなどの方法で胸を圧迫することが出来ます。 こうして、顔の汗を抑えることが出来るのです。 女性ですと、特に顔に汗をかくと、お化粧が流れてしまいますからね。 ここぞというときに、この圧迫する方法を使って汗を抑えると良いでしょう。 多汗症の方も試してみると良いでしょう。 さて、汗をかいたら、制汗剤を使う人が多いと思います。 現在はいろいろなタイプの制汗剤が売られていますよね。 パウダータイプだったり、塗るロールオンタイプだったり、香りもサイズもいろいろあるようです。 女性にとっては、夏には必需品と言うこともあり、ほとんどの方がバッグに入れていると思います。 最近では身だしなみを気にする男性、臭いを気にする男性がやはり制汗剤を持ち歩いているようで、男性向けの商品も増えましたよね。...

顔面多汗症その3

脇の下でしたら、このような市販の制汗剤を使うでしょうが、顔面多汗症の方は、いったいどうしたらよいのでしょうか? 顔に脇と同じ制汗剤を使うことが出来るのでしょうか? 市販のものを顔にかけることはやめたほうが良いですが、実は、顔面多汗症の方がしようできる、制汗剤があるのです。 それはアルミニウム配合の外用制汗剤です。 アルミニウムが配合されている外用制汗剤は一般にかぶれやすいと言われています。 ですから、わきの下や、足などに使用されています。 ですが、それを顔面多汗症にも使えるのです。 と言っても、売っている制汗剤をそのまま顔にかけるわけではありません。 一般に、アルミニウム配合外用制汗剤と呼ばれているものは、脇用のもので、その成分としてオドレミンや、テノール液、塩化アルミニウム液があります。 特にオドレミンは、アルミニウムの含有量が多いです。 ですから、薄めて使用されていますが、テノール液は粘度が高く、薄めて使うには適していません。 塩化アルミニウム液は、手足や脇の汗ようとして、処方されています。 ということは、顔面多汗症用としては本来であれば、処方されていないのですが、それを顔に使うことも可能です。 それには注意が必要で、かぶれたり、かゆみが出たりすることがあります。 ですから、アルミニウム配合の制汗剤を、もし、顔面多汗症に使いたい場合は、病院で処方してもらうと良いでしょう。 市販のものは、濃度が高いので顔には適していません。 必ず医師に相談して顔のための制汗剤を処方してもらいましょう。...

顔面多汗症その4

では、顔面多汗症の人、または頭部に汗をたくさんかくような多汗症の人には、どのような治療法があるのでしょうか。 治療法のひとつとして、星状神経節ブロックと呼ばれているものがあります。 星状神経節ブロックとは、どの場所のことを言うのでしょうか? これは、ノドに存在しています。 星状神経節と呼ばれ、交感神経が集まる場所です。 その近くに局所麻酔をします。 そして、交感神経だけを一時的にブロックして、自律神経のバランスを修正する治療方法なのです。 この治療法は、脳にある視床下部の機能が改善されますので、血液の循環、ホルモンの分泌が正常になります。 星状神経節ブッロクで、首から上の部分の汗が抑えられると言われています。 ですから、顔面多汗症にも効果が期待できるのです。 この治療法は、1回あたりの費用が1000円から1500円ほどかかります。 その人の症状によって何回行うか、回数が違ってきますが、30回ほどの治療で効果が出ると言われています。 この治療をした後、数ヶ月から1年間くらいは、治療の効果が続きますが、永久に顔の汗が止まるわけではありません。 効果が見られなくなれば、また、治療を再開することになります。 回数が多くて、面倒に思いますが、顔に大量の汗をかくのは他人からよく見えますし、本人もいやな気持ちでいっぱいでしょう。 そんな方は、思い切ってこの星状神経節ブロックを受けてみてはいかがでしょうか。 一人で悩んでいるより、治療法を試してみる価値はありますよね。...

多汗症に抗コリン剤

多汗症はちゃんとした病気ですから、心当たりのある方は病院で受診したほうが良いと思います。 少しでも早く症状を改善するためには、病院でそのための治療薬を処方してもらうことです。 例えば、多汗症の治療薬として「抗コリン剤」と言うものがあります。 一般的に言いますと、この薬は多汗症の薬と言うよりも、腹痛などの痛み止めとして使う薬で知られているでしょう。 さて、発汗刺激を行うのは、交感神経です。 交感神経の末端から、みなさんもよくご存知の「アドレナリン」が出ます。 これは、神伝達物質です。 そして、汗腺からは「アセチルコリン」が分泌されています 先ほどの「抗コリン剤」を服用しますと、この「アセチルコリン」の分泌が抑えられます。 分泌が減れば発汗を抑えることが可能です。 このようにして、「抗コリン剤」は多汗症の治療に効くと言われています。 では、「抗コリン剤」が入手できれば、自分で勝手に服用できるものなのでしょうか? 答えはNOです。 服用によって、汗腺のアセチルコリンが抑えられるだけでなく、全身のアセチルコリンも抑えてしまう薬です。 ですから、「抗コリン剤」を使う人は、目が乾いたりノドが乾いたりします。 また、尿が出にくくなるという副作用があります。 ですから、必ず医師に処方してもらうようにしましょう。 そして、長い期間、続けて「抗コリン剤」を服用することはあまり良くありません。 医師の指示を守り、きちんと正しく服用しなければなりません。...

多汗症の治療薬

多汗症治療で、抗コリン剤と共に知られている薬、「グランダキシン」というものがあります。 これは、自律神経を調整するための薬です。 みなさんもご存知でしょうが、自律神経がバランスを崩すと、さまざまな不調が体に現れます。 自律神経の乱れから起こるもので、特に発汗や頭痛、また、動悸などがありますが、これらは特に多汗症につながる症状です。 そんな自律神経の乱れに「グランダキシン」を使うことで、多汗症につながる症状、発汗、頭痛、動悸などを抑えることが出来ます。 それだけでなく、発汗、そのものの治療にも効果があると言われています。 この「グランダキシン」と言う治療薬は、多汗症のほかにも更年期障害などにも使われます。 また、むちうち症にも使われています。 注意しなれければならない点は、重症の筋無力症、急性緑内障の症状がある方は、簡単には使えません。 医師と相談し、慎重に使う必要があります。 「グランダキシン」を多汗症の薬として使う場合、医師の診察を受けて、筋無力症や緑内障の病気が併発していないか、確認する必要があります。 そして、薬の副作用ですが、眠気や、めまい、ふらつき、また、口の渇きや吐き気、便秘や食欲不振などがあげられます。 それから、多汗症治療として「オドレミン」という塗り薬もあります。 特にわき、手のひらの多汗症の方に効果がある、無臭性の制汗剤です。 汗を抑制したり、臭いを抑えたりする効果があります。 外出時、入浴後など、汗のかきやすい部分に塗るだけで簡単に使えます。 また、薬のついた手で食べ物を触ってしまった場合も、安心な薬です。 サラサラ感が持続し、簡単に使える薬なので病院で処方してもらうと良いでしょう。...

副乳多汗症

副乳多汗症という病気がありますが、みなさんは聞いたことがありますか? 多汗症という病気は聞いたことがあっても、この副乳多汗症という病名を聞いたことがある方は少ないと思います。 男性においては、副乳自体、あまり知られていない言葉かもしれませんね。 副乳多汗症は、多汗症のひとつです。 生理の前など、女性の方でわきの下がぷっくりと腫れることがある人もいます。 このような症状が出ている方は、副乳多汗症の疑いがあります。 そして、副乳多汗症は、ワキガの多汗症と同じ種類だそうです。 女性の乳房、これは左右の胸にひとつずつあります。 人間はそうですが、哺乳類の動物だと沢山の乳房がありますよね。 人間も複数の乳腺組織が実は胸の側面部分に出来るケースがあります。 これが副乳なのです。 副乳の乳腺組織がワキの下にあるケースは、そこに多汗症の症状が出ます。 汗腺組織のことについてお話しますと、乳腺から進化したものだそうです。 ですから、健康な人でもワキの下で汗をかくことが多いですよね。 ワキの下の副乳は、発汗を強くする場所であり、それが大量ですと副乳多汗症と診断されます。 この副乳多汗症の治療法は、どんなものがあるのでしょうか? それは、手術によって副乳を摘出することです。 これによって、汗を減らして多汗症の症状をおさえられるようになります。 では、副乳多汗症と精神性発汗とは、どのように違うのでしょうか? 副乳多汗症とは、ワキ下にある副乳に汗を大量にかくことです。 乳腺は、通常、胸に一対存在しています。...

副乳多汗症続き

その乳腺がワキ下に存在することがあるのです。 もちろん、そこから赤ちゃんに飲ませるための母乳は出ません。 この副乳を持つ人は、そこが多汗になることが多いと言われています。 母乳を出す乳腺組織というものは、「原始アポクリン腺」が発達して乳腺になったそうです。 ですから、副乳がある人は、そこに汗をおおくかくことも当然といえば当然でしょう。 副乳多汗症でお困りの方は、原因となる副乳は体にとって不要ですから、手術で摘出することが可能です。 摘出手術によって、かなりの量の汗を減らすことが可能となります。 では、どれくらい減汗効果があるのでしょうか? その効果は、アポクリン腺型多汗症に比べたら、少ないと思います。 ですが、精神性発汗型の多汗症と比べると、ずっと期待することが出来るでしょう。 副乳のある方は、自覚しているケースもあります。 生理のときに副乳が張ることがあるので、それで気が付く人も多いようです。 また、出産後は、わきの下がぼこっと出ることで副乳の存在に気づく人もいます。 それから、精神性発汗の手術をする過程において、副乳が偶然に見つかることもあります。 このような人は普段、副乳の存在に気が付かず、生理のときでも張るような症状がない方でしょう。 副乳の摘出手術ですが、副乳は皮膚と密着しています。 ですから、簡単な吸引などでは、とることは出来ません。 副乳多汗症の手術は、普通の精神性発汗の手術と変わりませんので、気になる方は思い切って摘出してみることも良いでしょう。...

多汗症と他の病気その1

多汗症とは、ご存知の通り、通常以上、必要以上にたくさんの汗が出る病気です。 「あせっかき」という一言で片付けている方もいらっしゃると思いますが、実はちゃんとした病気なのです。 夏の暑い時など、体温が上りますから、それを調節するために人間は汗をかきます。 ですから、汗をかくこと自体は自然なことなのです。 人間、誰でも汗をかきますので、気にすることはないのですが、あまりに汗が多いと当人も不快ですよね。 体温を調節することが必要ない時でも、汗がどんどん出てしまう方、それが多汗症なのです。 多汗症は、体全部、あちらこちらに汗をかく、全身多汗症というものがあります。 また、一部分だけ汗をかく、局所性多汗症もあります。 手の平が汗でぐっしょり濡れる人や、足の裏だけそのような状態になる人がそうです。 では、これら多汗症の原因として考えられることは、どのようなことがあるのでしょうか? 全身多汗症ですと、その原因として、急性リウマチや結核、また、婦人病、更年期障害などが考えられます。 ホルモンバランスの乱れが大きいと多汗症になるケースも多いです。 それから、局所性多汗症ですと、体の一部、例えば、手のひらとか、足の裏、わきなどに大量の汗をかきます。 原因は、主に精神的緊張だといわれています。 緊張しすぎてストレスになり、それによって自律神経がバランスを崩すことが原因と見られています。 人間は、緊張した時、交感神経が働きますが、これが発汗を促進します。...

多汗症と他の病気その2

ですから、交感神経が敏感な方は、多く汗をかくようです。 多汗症の原因として、他の病気も考えられます。 そのひとつですが、甲状腺機能亢進症という病気があります。 甲状腺機能亢進症は、別名、バセドウ病と呼ばれていますので聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか? この病気が発病するパーセンテージは、男性より女性のほうがずっと多いです。 男性のおよそ4倍近く女性の方が発症していて、年代的には若い年齢層で20代から30代の方が多いそうです。 また、甲状腺機能亢進症自体の症状では、動悸や不眠、そして、疲労感などが現れます。 この病気になってしまうと、甲状腺ホルモンが増加しますので、それによって、全身に発汗が起きます。 そうして、多汗症となって現れるのです。 もし、多汗症かなと疑いのある方がいたら、早めに病院で診てもらいましょう。 多汗症の症状から、本当の病気がわかるかもしれません。 ただの汗っかきではなく、それが病気であることを理解しておかなければなりませんね。 それにはお話してきた多汗症の特徴を頭に入れておくことが大切です。 家族か身近な方で、異常な汗の量がある人は、一度、診察に行くように勧めてあげると良いでしょうね。 また、自律神経失調症が原因となって、多汗症が起こっているケースもあります。 自律神経失調症は、いまや珍しい病気ではなくなりましたので、症状もみなさん、ご存知かと思います。 人の体は神経をつかさどる交感神経と副交感神経が働いています。...

多汗症と他の病気その3

この二つが休んだり働いたりして、神経のバランスを取っています。 バランスが取れれば、健康でいられるのですが、これが崩れてきますとさまざまな症状が出るようです。 交感神経と副交感神経がバランスよく働かなくなると、過剰な緊張状態になり、それが続くこともあります。 また、やる気が出なくなるのも特徴です。 このような状態が続くと、自律神経失調症という病気になってしまいます。 そして、多汗症を引き起こすわけです。 人は緊張すると発汗させようとする交感神経が敏感に働きます。 これによって、多くの汗をかきますが、自律神経が異常をきたし神経バランスが崩れてしまうと、どのようになるのでしょうか? 交感神経がちょっと活動しただけで、大量の汗が出ることになります。 緊張状態ではないのに、汗がだらだら出るような症状が現れます。 このように、自律神経失調症の方が、多汗症を併発することがあるのです。 ですから、反対に自律神経失調症が、多汗症から発覚することもあるでしょう。 なぜ、多汗症になったのかその原因を探ると別の病気が見えてくるという例でもあります。 それから、多汗症には関係が深い、異汗症という病気をみなさんはご存知でしょうか? 多汗症が原因となって出る病気が異汗症です。 症状としては、多汗症の症状によって、足の裏、手の平などに、汗をかきますが、そこの汗腺がふさがっていて発汗できない状態です。 そうなると、皮膚に小さな点々、水泡が出てきて、その水泡の大きさも人によって大きかったり小さかったりします。 見る限り、この水泡は水虫みたいなものです。...

多汗症と他の病気その4

初夏から秋にかけて、異汗症を発症する人が多いです。 また、症状のひとつに、かゆみがありますから、それでつらい思いをする方もいらっしゃるでしょう。 水泡の皮もむけることがありますので、無理やりにむくと痛むこともあります。 また、炎症を起こして、異汗症湿疹になってしまうケースもありますから注意しましょう。 この異汗症を防ぐためには、手や足を清潔に保つことが一番です。 足でしたら、汗を吸いとってくれる素材の靴下を履くように心がけることです。 手や足も清潔な水できれいに洗い、乾燥させ、汗でむれないようにしておくと良いでしょう。 水虫に似ている水泡ですので、水虫だと勘違いしてしまう人も多いようです。 水虫の薬をつけてしまうと、皮膚が余計にダメージを受けて荒れてしまいます。 また、水泡の皮をむいたり、かゆいからといってかきむしって肌にダメージを与えたりすると、そこから雑菌が入り、水虫になることもあります。 ですから、このような異汗症と思われる症状が見られた場合は、早めに皮膚科で診察を受けましょう。 このように一言で多汗症と言っても、その奥には病気が潜んでいることがあります。 また、多汗症から他の病気になることもありますので、大量のあせをかく症状を軽視せず、早めの受診を心がけてください。 手術などの治療法で改善されるケースもありますから、悩んでいないで、お医者さんに相談することをお勧めします。 多汗症で悩んでいる方は、自分も不快でしょうし、他人を不快にさせることでもお悩みでしょう。 早く解決するには、とにかく受診することです。...

多汗症とはその1

みなさんは、多汗症って、どのような病気がご存知でしょうか? ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、中には多汗症ですでにお悩みになっている方もいるかと思います。 文字の通り、多汗症は沢山の汗をかくということですね。 みなさんもご存知のように、汗をかくことで、体は温度調節を行っています。 体温が上がったときは汗が出てきますよね。 運動などをしたり、暑かったり、体が熱いと感じると汗が出ることが通常です。 では、汗をかくとなぜ、体温調節することになるのでしょうか? 汗をかき、それが乾く時に気化熱が発生するからです。 気化熱とは、液体が蒸発して気化するときにそこにある温度を奪って気化するわけですから、体の体温が下がることになります。 こうして、通常の量の汗をかいて体温調節している分には問題ありませんが、必要以上に汗が出てしまい、気化もせず、皮膚の表面が汗で濡れるほどの状態を、多汗症と呼んでいます。 では、多汗症の原因とはどのようなことなのでしょうか? 汗をかくと言っても、汗はいくつかの種類があります。 たとえば、温度が高い時に出てくる汗は温熱性発汗です。 これは夏にかく汗もそうですね。 そして、精神的に緊張した際に出る汗が精神性発汗です。 これは冷や汗と呼ばれるものですね。 怖かったり、びっくりしたりすると、緊張で汗をかきますよね。 また、辛いものを食べた際に、ジワジワした汗をかいたり、突然噴出したりする汗もあると思います。 この出てくる汗は、味覚性発汗と呼ばれます。...

多汗症の原因

近頃、多汗症になっている人が増えているということですが、現代と多汗症、どういった関係があるのでしょうか? 実は、現代人はストレスが多いため、多汗症を発症するケースが多いと言われています。 私たちは、今の社会の中で、常に何らかのストレスを受けているのです。 そして、多汗症に悩んでいる人が多いです。 もちろん、汗は誰でもかきますよね。 私も多汗症ではないものの、極度に緊張すると、脇に汗をたくさん書くことがあります。 以前は、半袖ですと、脇から汗が腕に伝わって流れてくることもありました。 初対面の人と話すときなど、強く緊張しているときにそんな状態になりました。 ですが、多汗症ではありません。 汗で悩んでいるからと言って、その全員が多汗症というわけではないのです。 生まれつきの汗っかきという人もいますし、太っていて汗をかきやすい人もいるでしょう。 ですが、精神的ストレスが尋常ではないほど大きい人は、治療が必要なケースもあります。 また、多汗症で汗をかいて、臭いが出て、それが気になる人もいるでしょう。 汗には臭いはないと言われいます。 ですが、汗をかいた皮膚に雑菌が繁殖して臭いを出すのです。 ですから、わきの下がにおったり、足がにおったりする人は、汗をかいて、皮膚の細菌が増殖されています。 悪循環なのですが、その臭いを気にしてまた汗をかいてしまうということもあります。 人前でこのようなことを気にしていると、それが大きなストレスになり、余計に汗をかく、この悪循環で悩んでいる人も多いでしょう。...

多汗症とはその2

私は辛いものを食べたときは運動したときと同じ汗が出ているのかと思いましたが、種類が違ったのですね。 それに、多汗症にも種類があり、原因になっている病気があり、多汗が生じるのは続発性多汗症です。 そして、病気がない健康な人なのに、発生する原発性多汗症があります。 また、多汗部位が全身に広くある全身性多汗症という病気もあり、体の一部で発汗する限局性多汗症があります。 一言に多汗症と言っても、いくつかの種類があることがわかりましたね。 では、多汗症はどのような症状となって現れるのでしょうか? まず、体の一部分に多く汗をかく限局性多汗症ですが、多くのケースはわきの下や、手のひら、また、足の裏に発生します。 これらの場所は精神性発汗部位なので、精神的に緊張すると発汗が増えます。 中には手から汗が落ちるほど、量が多い人もいるようです。 実際に手のひらに汗が多い人は、日常生活、たとえば、お仕事中などに触るものが汗で濡れて困るほどの症状があるようです。 お仕事中は書類などを触ると、それが濡れて困るようですね。 そして、他人と手を触れることが出来ず、気にして過ごしている人が多いです。 また、多汗症でも足の裏に多汗がある人が、靴をはいていますから、臭いの原因となるでしょう。 臭いだけでなくばい菌も繁殖しやすいので、足白癬(あしはくせん)や、水虫、細菌感染になりやすいです。 これら、手足に見る多汗症の方は、特に病気がなく、健康で若い人に多く見られています。...

多汗症の原因続き

ストレスと多汗症は、関係が深く、ストレスは体に悪影響を与えています。 ストレス社会と言われる今、わきが、多汗症など、これらの病気も現代病なのかもしれません。 また、多汗症は食べ物とも関係しているようです。 多汗症の人にとって、食事は切っても切れないほど、大きく影響を与えています。 なぜなら、辛いものを食べると汗が出ますよね? 熱いものを食べても汗が出ます。 普通の方でもそうですから、多汗症の人は、辛いものや熱いものを食べると、さらに汗が増加します。 ですから、普段の食事に注意すれば、多汗症を予防することも可能です。 熱いものを控える、辛いものを控えることはもちろんのことですが、脂肪分、油分をとらないことも大切です。 脂の多い肉類や、揚げ物など、油分のとりすぎは、多汗症にも大きく関係します。 では、どうして油分が多汗症に関係しているのでしょうか? 実は、これらの油分は汗腺を刺激して、発汗を促すからです。 発汗を促す肉、揚げ物、これらをなるべくとらないようにすることで多汗症の予防となるわけです。 また、みなさん、食後にはコーヒーを飲む人も多いと思いますが、このコーヒーも汗腺を刺激します。 発汗を促しますので、汗をたくさんかく人は、食後のコーヒーも控えたほうが良いでしょう。 これらを気をつけることは、自分の健康管理にもなりますから、普段の食事を見直すことは良いことです。 多汗症をはじめ、いろいろな病気の予防となってくれるでしょう。...

多汗症とはその3

そして、全身性多汗症の方は、感染症や内分泌、代謝性疾患、膠原病、それから、悪性腫瘍、中枢神経疾患などが原因で多汗症が起こっていることがあります。 これらが原因になるほか、特に疾患がなく原発性全身性多汗症になる人もいます。 では、多汗症がどうか、どのように診断されるのでしょうか? 汗の量が多い場合は、見たり手で触ったりするだけで多汗の有無を判断可能です。 治療効果を判定したい時には、ヨード紙に汗を吸い取らせ、青紫色に変色させたり、発汗記録計を使ったりして、汗の量を測定します。 全身性多汗症の場合は、その原因となっている病気を探します。 例えば、甲状腺機能亢進症が疑わしいケースは、甲状腺機能検査を行います。 また、褐色細胞腫(かっしょくさいぼうしゅ)が疑わしいケースは、尿中のカテコールアミン代謝産物を測ります。 また、多汗症と診断された場合、どのような治療が行われるでしょうか? 多汗症の治療法は、外用薬治療を使うケースと、水道水イオントフォレーシスという方法と、また、交感神経切除治療などが考えられます。 治療には必ず長所と短所がありますので、これが多汗症の決定的な治療法だと言うものはありません。 ケースバイケースで治療法を使いわけています。 外用薬は、塩化アルミニウム液、また、塩化ベンザルコニウム液が使われています 外用薬は日に1回、就寝前に患部に使います。 それから、水道水イオントフォレーシスとは、手のひらや、足の裏、腋の下、これらの多汗症治療に適している方法です。...

水分と多汗症の関係

人前でたくさんの汗を出してしまうことを、恥ずかしいと思う人が多いと思います。 そんな多汗症の人たちは、それを防ぐために水を飲まないようにしているという人もいます。 「汗をかきやすいから水分をとらないようにしているの」そう言っている友人も確かにいました。 この、多汗症の人は水分をとらないほうがいいということは、正しいのでしょうか? 水を飲まなければ、出る汗の量は抑えられるのでしょうか。 実は、この考え方は間違っているのです。 なぜなら、多汗症のほどんどは、精神的なことから発汗しています。 ですから、水を飲んでも、水を飲まなくても、その人から出る汗の量に変化はありません。 また、間違った考え方をすることで心配なこともあります。 汗をかいているのに水分補給をせず、脱水症状になることです。 また、水分が足りず便秘になることもあります。 そして、反対に、たくさんの水を飲んでも、尿が増えるだけです。 では、多汗症の人は何か予防することで、汗を減らすことは出来ないのでしょうか。 実は、水分を取っても汗が減る方法があるのです。 その予防策についてお話しましょう。 沢山の水分を摂取しても汗が減る、それは、ミネラルや塩分を含む飲み物を摂取することです。 例えば、スポーツ飲料などがそうです。 スポーツ飲料などを、たくさん飲みますと、塩分も含まれていますから、血液内の塩分濃度が上がります。 これによって、汗が減ると言われています。 これには個人差がありますので、これによって汗が減る人、減らない人がいるでしょう。 ですが、試してみる価値はありますよね。...

多汗症とはその4

部位を水道水に浸して、直流電流を流します。 治療を中止すると、その発汗量は元の状態にもどってしまいます。 水道水イオントフォレーシスが乾電池を電源にして使える装置も販売されています。 それから、手のひらの汗の症状が強い場合は、胸腔鏡を使い、胸部交感神経節切除術という方法があります。 手術で確実に手のひらの汗は止まります。 ですが、この手術のマイナス点として、代償性多汗が多くの人に現れているようです。 代償性多汗は、体の違う部位、例えば、腹や背中に多汗が現れてしまうことです。 手のひらの多感は完璧に治っても、他に出てしまう可能性があると言うことなのです。 このように、治療法も何通りかあり、それぞれ長所と短所があります。 多汗症のうち、手のひらに汗をかくのは思春期に現れやすいものです。 そして、これは成長すると軽くなります。 ですから、思春期で多汗症になっている人はあせって治療するのか、じっくり待ってみるのか、考えてみたほうが良いでしょう。 また、自分に適した治療方法はなにか、お医者さんとじっくり話し合うべきでしょう。 多汗症はわりと身近な病気ですから、自分が多汗症だと気が付かずにいる人もいるでしょう。 緊張すると手に汗をかく、緊張するとワキに大量の汗をかく、そんな人は多いはずです。 誰だってそのような経験がありますから、それが病気だと思いにくいのではないかと思います。 ですが、仕事に支障が出たり、日常生活で困るような汗の量だったりすると、多汗症かもしれません。 そんな方は思い切って受診してみると良いでしょうね。 また、家族やパートナーが多汗症かもしれないと思ったら、受診をすすめてみても良いでしょう。...

多汗症の遺伝

多汗症でお悩みの方がいらっしゃると思いますが、あなたのお父さん、もしくはお母さんが多汗症だったということはありませんか? 多汗症は遺伝するのかと言われれば、残念ながら答えはイエスです。 例えば、同じ汗の病気、ワキガも遺伝すると言われています。 両親ともワキガだった場合、子供はどれくらいの確率でワキガになるのでしょうか。 それは、70パーセントの確率でワキガになるそうです。 また、母親、父親、どちらかがワキガの場合、生まれてくる子供は将来、50パーセントの確率でワキガになるそうです。 同じように、多汗症も親から子供へ遺伝する病気だと考えられています。 多汗症事態が遺伝するというよりは、緊張しやすい性格であるとか、ホルモンバランスが乱れやすい他体質であるとか、このような遺伝が間接的に多汗症の遺伝となるわけです。 親と子供は、体質が似ることは当然ですし、一緒に住んでいれば生活環境や食生活も同じだと思います。 ですから、親が多汗症の場合、子供も多汗症になる可能性が高いのでしょう。 同じ汗が原因で起こる、多汗症とワキガですが、ワキガのケースは皮膚の細菌が関係していて、細菌が臭いを発生させています。 一方、汗が問題になる多汗症ですが、メインの原因は精神的なものです。 遺伝だとしても悲観することはありません。 遺伝だとしても、諦めずに治療をしましょう。 自分に合う治療法を探す、または、原因をつきとめて防ぐことが出来るようにしたいものですね。...

多汗症の原因その1

みなさんは、普段から汗をかきますか? 年をとると汗をかきにくくなったり、太っていると汗をかきやすくなったり、汗っかきの人は一年中を通して汗をかいていたりしますよね。 汗は、お化粧も崩れて洋服も濡れますし、放置しておくと臭いも出てしまうやっかいなものですが、人間が汗をかくのは体温調節のためであり、とても大事なことなのです。 夏は特に汗をかきやすいと思います。 ハンカチでふくのことが間に合わず、タオルを持ち歩いている人もいらっしゃるでしょう。 夏の暑い日に汗をかく、運動して汗をかくなどは通常のことですが、発汗しない環境でありながら、大量に汗をかいてしまう人は多汗症という病気が疑われます。 手のひらなど、汗をかく場所がいつも決まっている病気は限局性多汗症と呼びます。 手のひらがわかりやすいですが、また、ワキや、足の裏にも大量に汗をかく人もいます。 多汗症の人の中でも、手のひらから出る発汗は大量です。 用紙や雑誌を触っただけで、ページが濡れてしまいます。 人と握手すると、べっとりと汗が相手に湿ってしまいますから、相手にわかってしまうでしょう。 車の運転は、ハンドルが汗でびっしょりと濡れることがあります。 電車のつり革も、持つと手から汗がしたたり落ちるようです。 これは、本人にとってとても困ったことですよね。 また、対人関係にも臆病になってしまうと思います。 手の汗は人に触れるとわかってしまうから、なるべく握手をしないようにしている人もいらっしゃるでしょう。...

多汗症の原因その2

また、ワキの場合は洋服の上からでも見えてしまうので恥ずかしいと思います。 このように精神的に参ってしまうのが多汗症だと思います。 多汗症の原因として昔から考えられていたことは、緊張感ということでした。 緊張しやすい人が多汗症になると考えられていたようです。 ですが、今は、甲状腺機能障害から多汗症が発生することもあります。 なぜなら、多汗症の人は、自宅で何もしていないときも汗をかくらしいです。 現在の研究から「緊張したときに発汗を促す」作用がある「交感神経」が人より敏感な人が多汗症になると考えられています。 交感神経は自律神経のひとつですよね。 新陳代謝を活性化してくれるものが「交感神経」です。 この機能が、通常の人より敏感に働くのです。 交感神経が問題となっている場合、カウンセリングで効果が出るケースもあります。 また、心身療法でも効果が見られるケースがあります。 多汗症の人は、汗に対して、恐怖心や不安感を持っています。 きっと多汗症になったことのない人にはわからないほどの不安だと思います。 握手したときに恥ずかしい、洋服が汗で濡れてはずかしい、雑誌が汗で濡れるから人前で読めない、など、人前で恥ずかしい思いをしてしまうことに対して強く不安に感じていますから。 それらをほぐしていくことが治療法のひとつとしてあります。 いわゆるメンタル面の治療ということですね。 それから、自律神経を訓練することで、交感神経と副交感神経を良いバランスに出来る療法も行われています。...

多汗症の原因その3

また、治療手段として手術もあります。 胸腔鏡を用いて、交感神経がブロックされている「胸部交感神経節切除術」をします。 これで、手のひらの発汗は止まりますが、ほかの背中や腹に汗をかくようになる、代償性多汗の症状が出るケースが多いと言われています。 今はこれらの治療法ですが、多汗症に悩む人が増えている現在、将来的にまた、治療法が進歩するでしょうから、今後の治療法に期待するところです。 ですから、多汗症の疑いがある方は早めに受診して、少しでも安心したほうが良いと思います。 悩んでばかりいないで、自分に合った治療法をすぐに試してみると良いでしょう。 また、交感神経以外でも、他の病気が原因で多汗症になっているケースもあります。 先ほど申し上げましたように、甲状腺機能亢進症によって多汗症が発生しているケースがあります。 甲状腺ホルモンが増加してしまう病気ですから、全身性の発汗が見られます。 更年期障害も、多汗症の原因に考えられています。 これは、卵巣機能が衰えることにより、汗をかいてもすぐに引かない状態になります。 それから、副腎腫瘍も多汗症の原因になるようです。 自分は人と比べて汗が多いことが気になったら受診すると良いでしょう。 多汗症に隠れているほかの病気が見つかるかもしれませんよ。 思春期でしたら成長で治るかもしれませんが、大人で多汗症に悩んでいる人は、一人で悩んでいないで、病院で相談して、早く治療を始めることで、気持ちが少しでも楽になると思います。...

多汗症の種類

一般に多汗症と呼ばれている病気には、分けてみると3つの種類があります。 まず、全身性多汗症です。 文字通り、体中に汗を異常にかく病気です。 これは、ほかの病気が原因で多汗症が起きているケースが多いです。 例えば、肥満だったり、妊娠していたり、仕事で重労働をしていたり、激しく運動をしていたりすると起こりやすいです。 また、糖尿病や、低血糖、甲状腺、機能障害、それから、高血圧、視床下部の腫瘍や外傷、炎症など、これらが多汗症の原因として考えられます。 そして、二つ目が精神性多汗です。 メンタル部分に刺激やストレスがあると、汗をかく性質があり、それで多汗症となります。 そして、三つ目は味覚性多汗症で、病気のものは少ないと言われています。 どなたでも、辛いものや熱いものを食べたときに汗が出ますよね。 ですが、味覚性多汗症とは、耳下腺の障害や、脳炎、顎部、それから、胸部交感神経障害などの場合には、普通の人より過剰に汗が出るようになるそうです。 この三つが多汗症の分類と言われています。 では、全身性多汗症とは詳しく言うとどのような病気なのでしょか? 全身性多汗症とは、背中、胸部、腹部、おしり、大腿部と、ほとんど体全身にわたって、大量の汗をかく病気です。 原因と断定できることが考えにくく、体質や、生まれつき、と言われています。 また、一部の人は、脳の視床下部にある、体温調節中枢が異常をきたしたことによって、汗を大量にかく症状が現れているケースもあります。...

多汗症の種類続き

それから、糖尿病などの疾患が、多汗症の原因となって現れるケースもあります。 いろいろなケースがあるので、これが原因だと一概には言えないことが現場です。 先ほどもご紹介しましたように、肥満の方は多汗症の症状が出やすいですし、妊娠している方も、重労働をしている方にも、症状が現れるケースが多いです。 このようなことから、多汗症が分類されるなかでも、全身性多汗症の症状を持つ人が割合的に多いと言われています。 また、これ以外にも局所性多汗症と呼ばれている病気があります。 多汗症の方で、多くの方がこの局所性多汗症にお悩みだと思います。 自律神経がバランスを崩し、交感神経の反応が強くなってしまうことが原因で起こります。 局所とは、手のひらや、ワキ下、足の裏、顔、頭部など、場所が限定され、そこから発汗し、ほとんどが同時に発汗します。 例えば、手のひらで発汗していたとしたら、同時に足の裏やワキでも、発汗するパターンがあります。 同時に、顔や頭から発汗するというパターンもあります。 これが、局所性多汗症の特徴です。 また、手のひらで発汗する病気を、手掌(しゅしょう)多汗症と呼びます。 足の裏は、足蹠(そくせき)多汗症、ワキは腋窩(えきか)多汗症と読んでいます。 多汗症という病気はよく耳にすると思いますが、このように種類に分けられること、また、部位によってその病名もあることをご存知ない方も多いと思います。 多汗症は身近な病気です。 知れば知るほど、自分の汗っかきは実は多汗症ではないかと気が付く方もいらっしゃるかもしれませんね。...

味覚性多汗症

みなさんは、味覚性多汗症という病気をご存知でしょうか? 味覚性多汗症とは、多汗症の中のひとつです。 食事をしているときに大量の汗をかく症状が出ます。 みなさんもそうだと思いますが、辛いものを食べると汗をかきますよね。 私もそうですが、すっぱいものや、辛いものなど、刺激物を摂取していると、自然に発汗すると思います。 体が温まって、汗が出てきますよね。 これは普通の状態です。 ですが、味覚性多汗症の人は辛いものを食べた際の味覚神経が受ける刺激が、人と違うのです。 詳しく言ってみれば、一定の部位の発汗神経にだけ多くそれが伝わり、多くの汗が出るというシステムです。 その上、味覚性多汗症の症状がひどい方になりますと、酸味、辛味の強いものを食べているわけではないのに大量の汗が出るそうです。 この味覚性多汗症の原因は、どのようなことが考えられるでしょうか? それは、味覚性発汗、それにさらに緊張した時の精神的刺激が加わり、精神性発汗もプラスされるということです。 そして、大量の汗となります。 また、それは発汗に伴う精神的ストレスにも原因があり、味覚性多汗症の症状に拍車をかけていると言われています。 過去に、みんなの前で食事をしながら、大量の汗をかき、精神的につらかったことや、恥ずかしい思いをしたことがある、これらがあるとそれが精神的に追い詰められていることになります。 食事の席、精神的ストレスを受けたことが過去にあると、味覚性多汗症の症状が、もっと悪化する可能性があります。...

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